今回の記事は、確認ページをなくせば、完了率は上がる?①~離脱の理由とは?~の続編です。
前回記事では確認ページでの離脱要因を紹介したうえで、それらがUI上の工夫で解決可能な場合があるいっぽうで、防ぎようがない場合もあるという点についてお伝えしました。
今回は具体的に確認ページをなくすことで得られるメリットについて詳しく考えてきたいと思います。

確認ページをなくすことのメリット

確認ページをなくすことの最大のメリットは、確認ページ上の工夫だけでは防ぎようのなかった以下のパターンにおける離脱を防ぐことができる点です。

確認画面で迷った末の離脱を防止

フォーム送信の心理的ハードルにより、最後の最後で送信をためらってやめてしまう人は意外と多いです。
そこで、そもそも確認画面がなければ迷いが生まれる前に送信が完了してしまいます。

ユーザーの操作ミスによる離脱やイライラを防止

どんなに使いやすい画面・UIを心がけていても、ユーザーの操作ミスをゼロにすることは難しいでしょう。
であれば、ユーザーにミスをする機会すら与えなければ良いのです。

接続の不具合による離脱を防止

予期できないネットワーク環境やサーバー側のトラブルなども、画面遷移回数が減ればそのぶん切断リスクも半分になります。

送信の気軽さが増すというメリットも

また、上記で挙げた通り途中離脱を防ぐのももちろんですが、フォームをより気軽に送信できるようになるというのも確認画面を省くメリットのひとつです。
ここで少し想像してみてほしいのですが、世界中で沢山のユーザーが毎日投稿するfacebookやtwitterなどのSNS。

facebookの投稿フォーム。
facebookの投稿フォーム。

Twitterの投稿画面。
Twitterの投稿画面。

もしもこれらfacebookやtwitterの投稿フォームやコメントフォームに、すべて確認画面がついていたら、どうでしょうか?
もしかすると、ここまで活発・頻繁に投稿やそれに対するコメントが行われていないのではないでしょうか。
巷でよく見かける「ソーシャルボタン」も押すだけ。
巷でよく見かける「ソーシャルボタン」も押すだけ。

もっと極端な例を出すと、「いいね!」を押すたびに確認ダイアログが登場していたら… と考えるとピンとくるかもしれません。
確認画面がないことが、「今この瞬間感じたことを共有したい」というユーザーの突発的な感情や行動の流れを遮ること無く、投稿を後押ししていることが、お分かり頂けるのではないでしょうか。
このように、確認画面をなくすことは「途中離脱」というマイナス要因を取り除くだけではなく、「ユーザーの送信をさらに後押しする」というプラスの性質も持ち合わせているのではないでしょうか。

確認ページをなくすと送信率が格段にアップ!

以上のような理由から、確認ページをなくすことは結果的にフォームの完了率のアップにつながります。
4位 確認画面をなくす
以前、これさえやれば1.X倍!?実際に効果が出たEFOオススメ施策ベスト10のなかでも4位に取り上げたのですが、
当社が運営に関わっているウェブサイトのフォーム(問合せ系フォーム)で、確認画面の省略を試みたところ、
たったそれだけでフォーム完了率が1.2倍に改善したという例もあります。

しかし、もちろんデメリットも…(次回へ続きます)

しかし、確認画面をなくすことはメリットだけではありません。
きちんとデメリットも認識した上でフォームに導入するかどうかを判断しましょう。
次回のこのシリーズでは、確認画面をなくすことの具体的なデメリットを取り上げながら、このメソッドを活用するべきでないフォームについて考えていきたいと思います。