本日は必須項目の数と入力完了率の関係について考えていきたいと思います。

アンケートでは必須項目の多さが離脱要因の1位に!

以前弊社が実施したフォームの使用状況に関するアンケートにおいて、
フォームからの離脱経験のあるユーザーにその理由を問うたところ、
最も回答が多かったのが「項目数が多いから」でした。
離脱の理由
ユーザーの体感としては、「項目の多さ」が送信完了への大きなハードルとなっていることは間違いないようです。

とはいえ、減らせる項目数にも限界が。

離脱要因を克服するため、できるだけ減らしたい必須項目。
もちろん少ないに超したことはありませんが、ひとくちに項目数を減らすと行っても限界があるかと思います。
単純に「これ以上減らせない」という場合ばかりか、管理上やシステム上、コストが大幅にかかってしまう場合や、引き上げ率への影響を与えてしまう場合などは、本当にやみくもに項目減らすことを検討すべきなのか?と判断に迷うこともあるのではないでしょうか。
実際に、今回は項目を減らすことはどのくらい完了率向上にインパクトがあるのでしょうか。次に示すデータを見ながら考えていきましょう。

大公開!項目数と完了率の関係!

今回紹介するのは、「入力項目数」と「入力完了率」の関係を示した分布図です。
横軸が項目数、縦軸が完了率となっています。
データはいずれも<会員登録系のフォームのみ>から完了率を取得しています。
入力項目数と完了率の関係
分布がばらついているのがおわかりいただけるでしょうか。
同じ項目数のフォームでも完了率に開きがあります。多いところで最大5%~91%の開きが見られます。
もちろん提供するサービスや業界の違いがあるので、数値が多少開くのはあたりまえかもしれませんが、同じ項目数にしてはかなり顕著な差といえるのではないでしょうか。
念のため相関をとってみるとこのようになりました。
入力項目数と完了率の関係 相関
わずかに負の相関。ということで、やはり項目数と完了率に関係はありそうです。
しかしその影響はわずかです。

結論

いかがだったでしょうか。
項目数はやはり少ないにこしたことはないですが、
同じ項目数の同じ種別のフォームでも完了率にかなり開きがある例が存在することから、
項目数が減らせない場合でも、他の点でカバーすれば完了率を上げることは充分可能ということが言えるのではないでしょうか。
ですので、簡単に項目数を減らせるのであれば、もちろん実施したほうが良いですが、
実親に大幅にコストがかかる場合などは、まずはほかの施策にとりかかってみてからでも遅くはないと思います。